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浮気調査の事例について|探偵が集める証拠と浮気調査後の対応を解説します

パートナーの帰宅時間が遅くなった、スマホを手放さなくなった、身だしなみに気を使い始めた…。

日常の些細な変化から、浮気を疑い始める方は少なくありません。

しかし、実際に浮気調査を依頼したら何が分かるのか、どんな証拠が得られるのか、調査後はどうすればいいのか分からないと不安を感じている方もいるでしょう。

本記事では、実際にあった浮気調査の事例、探偵が集める証拠の種類、調査後の対応方法、失敗しない探偵事務所の選び方まで詳しく解説します。

実際にあった浮気調査の事例を紹介します

夫や妻の様子がおかしい。そう感じて相談に来られる方は年々増えています。

ここでは、実際にあった浮気調査の事例をご紹介します。

【事例1】「残業」と言い続けた夫の嘘

相談に来た40代の奥様は、目の下にクマを作っていました。

「もう半年ですよ、毎晩11時過ぎの帰宅ばかり続いていて…」

最初は繁忙期だと思っていたそうです。ところが給与明細を見ても残業代なんて全然増えてない。

おかしいと思いつつも、まさか浮気だなんて考えたくなかったといいます。

調査当日、夫は定時でさっさと会社を出ました。急ぎ足で向かった先は駅前のカフェです。

窓際の席でスマホをいじりながら待つこと30分。

20代くらいの女性がニコニコしながら入ってきました。夫の顔がパッと明るくなります。

食事が終わると、二人はビジネスホテルへ。3時間後に出てきた夫は、家では絶対に見せない柔らかい笑顔でした。

浮気調査の結果、女性は会社の部下だと判明しました。

【事例2】同窓会をきっかけに変わった妻

「あの日以来、妻が別人みたいになったんです」

相談者の30代の旦那様は、そう言って首を振りました。

3ヶ月前の中学の同窓会以来、週末のたびに「友達と遊んでくる」と出かけるようになったといいます。

それまで地味な服ばかり着ていた妻が、急に明るい色の服を買い出して、化粧も濃くなりました。

浮気調査の当日、ショッピングモールの駐車場で、妻は誰かを待っている様子でした。

10分ほどして車が到着すると、妻は見知らぬ男性に嬉しそうに駆け寄ります。

二人は自然に手をつないで、レストランへ。食事の間ずっと笑い合っていました。

その後向かったのはラブホテルです。

男性は同窓会で再会した元クラスメイトで、LINEで毎日やりとりしていたことが分かりました。

【事例3】会社の飲み会と嘘をついた夫

「月に7回も8回も飲み会って、流石に多すぎませんか?」

相談者の20代の奥様は、不満を隠せずにはいられませんでした。

夫は毎週のように「今日は飲み会」と言って帰ってきません。

決定的だったのは、スーパーで夫の同僚にばったり会った時でした。

「飲み会?うちの部署、最近全然やってないですよ」

その言葉で、妻の疑いは確信に変わりました。

調査してみると、夫は会社を出てすぐ繁華街へ直行していました。

駅前で待っていたのは若い女性です。

二人は居酒屋で2時間ほど飲んだ後、女性のマンションへ。夫が出てきたのは夜中の1時過ぎでした。

女性は職場のパートで、「飲み会」は二人きりの密会のことだったのです。

【事例4】妻のスマホに届く通知の正体

「たった一行だったんですけどね」。

相談者の30代の旦那様は、沈痛な面持ちで、当時の様子を悔やんでいました。

妻が風呂に入っている間、リビングのテーブルに置かれたスマホに通知が表示されました。

「次はいつ会える?」

文章にはハートマークの絵文字もついていました。

翌朝「昨日、誰かからメッセージ来てたよ」と何気なく聞くと、妻は一瞬顔色を変えました。

「ああ、ただの友達だから。たまに連絡来るのよ。」

それ以来、妻はスマホを肌身離さず持ち歩くようになりました。

調査日、妻は昼間に近所のカフェへ。そこで待っていた男性と車に乗り込み、郊外のホテルへ向かいました。

3時間後、駐車場で別れ際にキスをしています。

男性はスポーツジムのインストラクターで、妻とは不倫関係にありました。

【事例5】単身赴任による夫の二重生活

「あの匂い、絶対におかしかったんです!」

相談者の40代の奥様は、確信を抱いていたかのように何度も繰り返しました。

月に一度、夫の単身赴任先のマンションを掃除しに行くのですが、その日は玄関を開けた瞬間に甘い香水の匂いがしたといいます。

浴室を見ると排水溝に長い髪の毛。明らかに女性のものです。

電話で夫に問い詰めても「同僚がたまたま家に来たんだよ」とはぐらかされました。

調査員が単身赴任先で張り込むと、夫と若い女性が一緒に出てきました。

二人は肩を並べて駅へ向かいます。今度は二人でスーパーで買い物。カゴに入れた食材を見て「今夜は何作ろうか」なんて話しています。

女性は職場の後輩で、完全に同棲状態でした。

浮気調査で得られる証拠とは

探偵が浮気調査で集める証拠には、いくつかの種類があります。

密会現場の記録・ホテル利用の証拠・浮気相手の身元情報など、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

密会現場の写真

浮気調査で最も大切な証拠の一つが、密会現場を撮影した写真です。

探偵が尾行しながら、二人が待ち合わせする瞬間や、レストランで楽しそうに話している様子、手をつないで歩く姿などを記録していきます。

ただ、二人が一緒にいるだけの写真では「友達として会っていた」と言い訳されてしまいます。

だからこそ、何度も会っている証拠を集めることが重要です。

調査報告書には撮影した日時や場所が正確に書かれているため、二人の関係が一時的なものではないことを示せます。

キスをしている瞬間や抱き合っている場面が撮れれば、さらに強い証拠になります。

顔がはっきり写っていること、どこで撮影したか分かることが、証拠として認められるポイントです。

ラブホテルを利用した証拠

ラブホテルへの出入りを記録した証拠は、浮気調査で最も決定的なものといえます。

探偵は二人がホテルに入る瞬間と出てくる瞬間、両方とも撮影します。

ホテルに入るところだけでは「別々の部屋だった」などと言い逃れされてしまうためです。

ラブホテルの看板や建物名が写り込むように撮影して、二人の顔がしっかり確認できる写真を何枚も残します。

滞在時間も大事な情報で、数時間も中にいたことが分かれば、肉体関係があったと考えられます。

ビジネスホテルや旅館でも、夜遅くに入って翌朝出てくるような宿泊の記録があれば十分な証拠です。

浮気相手の身元情報

浮気調査では、相手が誰なのかを突き止めることも重要です。

探偵は尾行を続けながら、浮気相手の自宅や勤務先を見つけ出していきます。

マンション名や部屋番号、勤務先などの基本情報のほか、車のナンバーや普段の生活パターンも調べていきます。

相手の正体が分かれば、慰謝料を請求する時に直接請求できるようになります。

また、相手が結婚しているのか独身なのか、年齢や職業なども調査で明らかになります。

調査報告書には浮気相手の一連の情報が詳しくまとめられていて、写真と一緒に記録されます。

必要に応じて近所の人や職場の人から話を聞くこともあり、相手がどんな人物なのかを浮き彫りにしていきます。

浮気調査が終わった後はどうすれば良い?

浮気の証拠が揃った後は、冷静に今後の対応を考える時間が必要です。

夫婦関係の修復・離婚準備・慰謝料請求など、主な選択肢について詳しく見ていきましょう。

夫婦関係を修復する道を選ぶ

浮気の事実が分かっても、離婚せずに夫婦関係をやり直したいと考える方は少なくありません。

子どものことや経済的なことを考えると現実的に離婚が難しいケースもありますし、パートナーをもう一度信じてみたいという気持ちから関係修復を選ぶ方もいます。

夫婦関係を修復するには、まずパートナーに浮気相手との関係を完全に断ち切ってもらうことです。

浮気調査で得た証拠は、パートナーに浮気を認めさせて、二度と同じ過ちを繰り返さないと約束してもらうための材料になります。

ただし、感情的に問い詰めるのは逆効果です。

一時的に別居して、冷却期間を置くのも一つの方法です。

時間をかけてゆっくり向き合うことで、以前より強い絆で結ばれる夫婦もいらっしゃいます。

離婚に向けて準備を進める

浮気が発覚して離婚を決意した場合でも、感情に任せて急いで離婚届を出すのは避けた方が良いでしょう。

離婚する際には財産分与や親権、養育費など決めるべきことがたくさんあります。

結婚後に築いた財産は基本的に夫婦で折半になりますが、預貯金の額や持ち家の評価額、ローンの残りや名義をどうするかなども考えなければなりません。

子どもがいる場合は親権をどちらが持つか、養育費をいくらに設定するかも大事な取り決めです。

養育費は慰謝料とは違って、子どもが受け取る権利があるものなので、将来のためにもきちんと決めておく必要があります。

お互いに合意した内容は離婚協議書にまとめて、公証役場で公正証書にしておくと安心です。

公正証書には法的な強制力があるため、万が一養育費の支払いが止まった時でも給与や口座の差し押さえができます。

慰謝料請求を検討する

パートナーの浮気に対して慰謝料を請求することで、法律的に解決を模索することも可能です。

慰謝料請求は離婚する場合だけでなく、離婚しない場合でも可能です。

請求先はパートナーだけ、浮気相手だけ、あるいは両方に請求するか自由に選べます。

離婚しない場合は、浮気相手だけに請求するケースが多く、浮気相手に自分の過ちの重大さを認めてもらい、パートナーとの縁を断ち切らせる効果があります。

両方に請求する場合でも、慰謝料の総額が二倍になるわけではなく、二人で金額を分け合う形になります。

慰謝料の金額を決める際はまず話し合いを行って、合意できなければ調停や裁判を起こすことになります。

ただし、慰謝料請求には時効があり、浮気の事実を知ってから3年以内に請求する必要があります。

失敗しない探偵事務所選びのポイント

探偵事務所は数多くありますが、どこを選ぶかで調査の質が大きく変わります。

ここでは、失敗しない探偵事務所選びのポイントをご紹介します。

料金体系が明確か確認する

探偵事務所を選ぶときに、まず確認したいのが料金体系です。

探偵事務所によって料金設定は大きく違っていて、時間料金型、パック料金型、成果報酬型などいろいろなプランがあります。

相談の際には調査内容に合った詳しい見積もりを出してもらって、追加料金が発生するケースについても説明を求めましょう。

極端に安すぎる料金を提示する事務所は要注意です。

安く見せかけて後から高額な追加料金を請求されたり、十分な証拠が得られなかったりするケースがあります。

また、全額前払いだけを強要する事務所も慎重に検討した方が良いでしょう。

着手金と成功報酬に分かれているか、分割払いに対応しているかなどもポイントです。

見積もりの内訳が詳しく書かれていて、交通費や宿泊費などの実費がどう扱われるかも明確に説明してくれる事務所を選びましょう。

調査実績と報告書を見せてもらう

探偵事務所を選ぶ時は、調査実績や経験の豊富さも確認しておきましょう。

事務所の創業年数や過去の解決事例などを確認して、長く営業している事務所は依頼者から信頼されてきた証といえます。

そして何より大事なのが調査報告書の質です。相談時には必ず報告書のサンプルを見せてもらいましょう。

質の高い調査報告書には、いつ、どこで、誰が、誰と、何をしたかが分単位で詳しく記録されています。

写真や動画も鮮明で、顔がはっきり分かるものが添付されているかどうかもポイントです。

裁判で証拠として使えるレベルの報告書を作ってくれるかどうかで、調査の価値が大きく変わります。

浮気調査のみで、調査報告書を出さない事務所もあるため、必ず報告書が提供されるかも確認しておきましょう。

初回相談時の対応で判断する

初めて相談に訪れた時の対応も、信頼できる探偵事務所かどうかを見極めるポイントです。

親身になって話を聞いてくれるか、説明が分かりやすいか、質問に対して誠実に答えてくれるかを見ておきましょう。

逆に「今なら安くなります」と言って契約を急かしてくる事務所は注意が必要です。

本当に信頼できる探偵事務所なら、依頼者の状況をじっくり聞いた上で、具体的で実現可能な調査方法を提案してくれます。

きちんとした事務所を構えているか、探偵業の届出証明書が掲示されているかもポイントです。

まとめ

パートナーの小さな変化から浮気を疑い始めたら、早めに確実な証拠を集めることが大切です。

探偵が集める証拠は、裁判でも使える確実なものです。

浮気調査後は関係修復、離婚、慰謝料請求といった選択肢がありますが、どの道を選ぶにしても確実な証拠があれば有利に進められます。

自分一人で悩んでいても解決には近付きません。

とちぎ探偵事務所では、お客様一人ひとりの状況に合わせた調査プランを丁寧にご提案いたします。

創業以来、数多くの浮気調査を手がけてきた実績があり、地域に密着した調査で土地勘を活かした確実な証拠収集が可能です。

料金も明確で、調査中の経過報告も丁寧に行います。

調査後のアフターフォローまでしっかりサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。